少し前にネットで話題となった「小1起業家」
いろいろな親子がいろいろな方法で始めている「小1起業」
これを我が家でもやってみたら楽しすぎる!!!
こんにちは!
家族ラブラブなら人生は10倍楽しいのgenkiです!
うちもずっと定額小遣い制ではなく
お手伝いとか、マッサージとか、労働制で払ってます
また、100本ノックにちなんで100本お手伝い
(これはこれで良いので、また別の機会に紹介します)とかやってます。
が、今回私が興味を持ったのは「仕入れ」が発生することです
これは、面白そうなので、早速朝のプレゼンタイムで家族に話をしてみました
家族で朝のプレゼンタイム?
これも詳細は、また別の機会に話します(笑)
娘も息子も奥さんも興味津々に聞いてました
で、早速、小学3年の息子がやってみたい!ということなので
まずはお金の勉強から始めました
お金には、消費、貯蓄、投資という使い方がある
そして、消費には、浪費もあるということを教えました
そして、「かせぐ」には何ができるかを考えさせました
「ん~お手伝い!」そうやな、それはいつもやってることやんな
そして「なんかを売る!」の2つがでてきました
他にもマッサージが出ましたが、お手伝いとマッサージは
現在でも行っているので、「売る」というのに着目しました
そこで販売の仕組みを教えます
次に、「作った物を売るのか、買った物を売るのか」を考えさせました
「ん~俺が作れるもの・・・プラモデル、ジグソーパズル、机・・・
パパに売れそうなのはないな」
➡「買ったものを売ったら簡単そう」
➡「買ったやつを10円高くして、パパに売ればいいんやろ」
とりあえずは、このような考えに至りました
じゃあ、次はパパに売れそうなものを考えよう
「ビール、ワイン、お酒」
「他はないんか?」
「う~ん、パパが好きそうなもの・・・・・・・」
「ないんか!アル中か!(笑)」
じゃあ、一番わかりやすい缶ビールで考えてみよう
「俺が自分のお金でビールを買ってくる」
「そう。それを仕入れというんやで」
「それを、パパに10円高く売る!」
「売ったらなんぼ儲かる?」
「10円」
「そうやな。でもさ、パパは別にこうだいから買わなくても、
直接自分でビールを買えるやん。こうだいから買うメリットがないやん」
「メリットって?」
「良いところ。こうだいから買って得するところ。なんかある?」
「おまけをつける!」
「そうやな。どんなおまけ?10円で付けれる?」
「ん~」
ここで、詰まったので、
「じゃあさ、A店とB店があるやろ。両方ハンバーグが美味しい。
同じハンバーグやけど、Aの方が安い。どっちで買う?」
「そりゃA」
「でも、B店の方が売れている。ハンバーグの大きさも味も一緒。なんでやろ」
「ん~お水が出てくる」
「おっ、いいね。ほかには」
「ごはんが大盛」
「ハハハ、いいねいいね。ほかは?どんな店に行きたい」
「楽しい店」
「そうやな、どんな店の人がいい?」
「やさしい人」
「笑顔は?」
「笑顔がいい」
「そうそう。そういうのをサービスっていうんよ。
物をつけるだけでなくて、できることを考えるんよ。
パパがこうだいから買いたいなって思えるサービスを考えないと売れないよ。考えてみ」
翌日、「パパ、もうママと仕入れしてきたで」
「えっ、もう?」
「パパの好きな一番搾りと安い本麒麟。
(大)ってペンで書いてるやつは飲んだらあかんで」
「ほんまや・・・」
「大」って書いてある(笑)
「で、メリットは?」
「ママに聞いたら、パパは昔はグラスを冷やして飲んでたって」
「そうそう、キンキンに冷えたやつが好きやねん。けど面倒で」
「だから、俺から買ったらそれで飲めます」
「おっ、いいね」
「で、泡も上手にこれで入れます。パパはもうビールのことは
気にしなくてもいい。俺とママが買ってきて、俺が冷やす。
コップも冷やす。これでどう?」
「じゃあさ、パパはもう飲んだ後にビールを冷やさなくてもいいってこと。
それとコップも冷え冷え?」
ええやんこれ
とにかくビールがこの世で一番好きな私。
帰ったらビールがなくて、わざわざコンビニに買いに行くことも
それらを考えると、10円20円高くても魅力あるな
しかもコップは冷え冷え。いいじゃない!
「ママも、こうちゃんが買い物に来てくれると助かるわ。
ビールも6缶とかけっこう重いし。」
おっ、ママにも好評。
しかも、飲んだ後の始末もしてくれるそう。
いつも飲んだ後は、缶をつぶして、翌朝外のゴミ箱に
入れないといけなかったので、これも助かる。
そういうわけで、とりあえず始まりました。
「で、1本いくらするの?」
「一番搾り250円!」
「高っ!びっくりそれやったらいらん」
「じゃあ、200円」
えっ、極端やな(;^_^A
「それで儲かるん?」
「うん、ちゃんと計算したで。6本1070円やから 1本179円。」
「それ、消費税入ってるか?」
「あっ、忘れてた!俺そんするとこやった」
というわけで、再度計算
「消費税こみで、1本193円」
「じゃあ、なんぼでパパに売る?」
「ん~210円・・・220円!どう?パパ?」
「うん、そうやな。税込み220円やったら、買う価値あるな」
「やった~さっそく、1本どうですか?お客様」
「よし、じゃあもらおう」
凍らせたグラスを持ってきて、そして泡を出す器具を使って
美味しそうに出てきました
「お~っ、なかなかええな」
「ほかにもメニューがありますよ」
「えっ、なに?」
「おつまみセット!」
「どういうこと?」
「キムチと納豆も仕入れてきた。ほとんど持ってるお金を全部使った」
「え~っ、いきなり思い切ったな」
私は、夜は炭水化物と汁物は食べないんです
だから、晩御飯のメニューがトンカツとかやと、普通の食卓なら
トンカツ、サラダ、ごはん、味噌汁とかで立派な夕食に
なるんですが、私はごはんと味噌汁を食べないので
奥さんがいつも別メニューでいろいろと作ってくれるんです
それを息子も見ているので、これは売れると思ったのでしょうか
「キムチは大が30円、小が20円」
「大の量はどれくらい?」
「大は大さじ2杯、小は1杯。納豆キムチもありますよ!」
「それええやん!混ぜるの面倒やし。じゃあ納豆キムチで」
まさかおつまみまで考えているとは
「はい、お待たせしました!」
「うまそう!」
「美味しかったよ、1回作って自分で食べたもん」
「そうなんや。ちゃんと実験もしたんや」
「だって、美味しくなかったらパパ注文しないやん」
「えらい!お客さんのことを考えるのが一番やな」
ん、なんかのってる
「何これ?」
「梅干しをのせてみた」
一応ルールでは、
①息子が買ってない食材を使うときはママに仕入れ代金を払う
②調味料・光熱費は無料
とママと決めたそうです
「でも、この梅干しはおばあちゃんにもらったからママが仕入れはいらんて」
なるほど、もらったもんやもんな
「だからこれはサービスです!」
「サービス?」
「はい、開店一番目のお客様なので大サービスです」
ギャハハハハ
そうやな、確かに開店一番乗りや、間違いないわ
「大将!これからも贔屓にするわ!」
「ひいきって?」
「気に入ったから、特別扱いすること。これからもたくさん利用するよ」
「良かった! では、二本目はいかがですか?本麒麟もありますよ」
はい、普段でもコスト削減で2本目は第3のビールなんです
よく勉強してるわ(笑)
「本麒麟はなんぼなん?」
「150円です」
「おっ、70円も安いんや。それお得やな。じゃあそれで」
「まいどあり!」
結果、1日目は、一番搾り220円 本麒麟150円 納豆キムチ60円
で430円となりました
ここで試してみます
「パパさ、毎回払うのめんどくさいやん。
だから1週間まとめて後で払ってもいい?」
ちょっと意地悪なことを聞いてみました
さて、息子は?
その2に続きます → その2
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